3日前の晩ご飯
かっこよく言うと『軌跡』です。 ふつうに言うと『日記』です。 要約して言うと『牧場の藁屑』です。
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色々妥協しました。
なぜなら、話が全く思いつかなかったから。
色々誤魔化しました。
創作は、普通に記事にすると無駄に長くてウザイので、追記の所に書くことにしました。
ぐるり ぐるり ぐるり
ゆっくりとドライバーを回した。
ぐるり、ぐるり、と。
噛みしめるように。
どうか、この蓋が決して開きませんように。
どうか、これ以上溢れてきませんように。
「ばいばい」
別れはいつだって唐突だった。
「何かさ、違うんだよね」
勝手にイメージを植え付けたのに。勝手に裏切られた気分になって。
「だから、ばいばい。もう会わないよ」
泣き崩れる彼女に同情することもせず、ただ無感情に立ち去った。
始めは、ほんのちっぽけなものだったんだ。大好きで大好きで、付き合っていた彼女なのに。一瞬で冷めた。何かがあったわけでもない。いつものように彼女を駅まで送って、改札口で見送って。何度も振り返る彼女に手を振り続けて。
彼女が見えなくなった瞬間、ため息が溢れた。
きっかけがあるわけじゃない。当然、理由なんてない。でもダメだったんだ。まるで、目覚まし時計が鳴ったように。夢から急に覚めたみたいに。
デートの後のため息が、別れの予兆。次のデートで別れ話。恋人同士という幻想に、夢見るものなんて何もなくなった。
理由のない涙は決して溢れない。
昔はどうだっただろう。小学5年生の初恋は?中学3年生の、初めての彼女は?
どうやって終わったんだったっけ。
ベッドの上で天井を見上げながら、携帯を開く。着信音を個別設定している彼女の名前。1月程前は、携帯がこの名前を表示させるだけで、胸が高鳴った。
手慣れた手つきで、アドレス帳を消去する。消去してから気付いた。
なんて、薄い縁だったのだろう。
数秒のボタン操作で消える。知っていたのは、メールアドレスと電話番号だけだった。家の場所も知ってはいるけど、住所なんて知らない。
そんな薄いつながりを、数ヶ月も大事に抱えていたんだ。まるで、それが自分の唯一のヨリドコロだというように。
胸の中にどろどろとしたものが広がる。
少し茶色がかった黒色。
水よりはドロリとしていて、ジャムよりはさらさら。
胸の中の奥の方から沸き上がってくる。
考えなくても分かる。
ソレは要らない感情だ。
自分自身を生きにくくするバケモノだ。
だから。
ぐるり、ぐるりと。螺子を締めた。
決して、開かないように。
決して、溢れてこないように。
キシキシと、金切り声を上げる螺子を
更に締め上げた。
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